デザインイノベーション社会連携講座について

背景と目的

現在の日本は、人口の高齢化、少子化、社会の安心・安全の低下など、多くの課題に直面しています。そのような課題への対応や解決をもたらし、人々の生活や社会を物質、精神の両面で豊かにすることは、工学の使命であり、東京大学大学院工学系研究科は、そのための教育、研究に努めていています。
このような背景をふまえ、東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻は、企業の参画を得て、共同研究契約に基づく講座を組織して共同研究、教育を行うデザインイノベーション社会連携講座(第1期2008~2010年度、第2期2011~2013年度)を発足して活動を行ってきました。
2014年より、「期待学」をキーワードに掲げ、次の各社の参画を得て、デザインイノ ベーション社会連携講座第3期の活動を開始しました。
デザインイノベーション社会連携講座は、産学連携により実社会における課題を対象として、モノ、コトの総合的な計画、設計としての広義の「デザイン」の教育と研究に工学的にアプローチし、日本が得意とするものづくり技術とユーザへの深い洞察の融合によるイノベーションを実現するための方法論、技術的基盤を構築することを活動の目的としています。

参画企業

ヤンマー株式会社

積水ハウス株式会社

株式会社内田洋行

株式会社KDDI研究所

日産自動車株式会社

大日本印刷株式会社